日常生活で欠かせないお風呂のトラブルには、大きく分けて詰まりに関するものと水漏れに関するものがあります。
詰まりに関しては少しずつ問題が表面化するケースが多く、水漏れに関しては経年劣化とどちらも気付いたらトラブルになっていたというのがよくあるケースです。
では、トラブルが起こった時にどうすればいいのか、どんなことが原因なのか。このページで問題解決の糸口を把握してみましょう。
お風呂でよくあるトラブルとして排水口のつまりがあります。
原因は、髪の毛や汚れがヘドロ状になり排水管が流れにくくなり最終的に詰まってしまいます。普段から排水トラップの清掃やパイプクリーナーなどを使い定期的に掃除をすることで詰まりのトラブルを回避できます。
一度、詰まってしまうと配管内に汚れが積み重なり大変なことになることも。
排水口が詰まりの料金例
排水管詰まり除去 | ¥5,000~(1時間~) |
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排水の流れが悪くなったり完全に詰まってしまった時は、パイプクリーナーを使ったりラバーカップなどを使用すると流れる場合もあります。
それでも流れない時は、配管内部から外回りの下水マスまでにひどい汚れや固形物が詰まっている可能性がありますので、早いうちに業者に依頼しましょう。
お風呂のシャワーバス水栓のトラブルで、多いのがシャワーホースやシャワーヘッドからの水漏れです。
原因は経年劣化による割れや接続部の緩みです。放置して置くと益々亀裂が広がってしまいます。
商品に関しては交換しなければなりませんが商品の選定や作業に不安の方は無理をせず業者に依頼しましょう。
シャワーホースからの水漏れの料金例
シャワーホース交換 | ¥7,000~(1時間~) |
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使用されている水栓のメーカーに対応しているシャワーホースやシャワーヘッドを調べてホームセンターなどで購入し交換することです。
いろいろなメーカーに対応している商品もありますのでご自身でもできると思います。
シャワーバス水栓自体からの水漏れは、長年使用していると起こります。
壁から出ているクランク(ハの字型部材)は水栓本体との接続部からの漏れや2ハンドル式の場合はハンドルの下部から漏れることもあります。
このような水漏れの場合はパッキン交換や緩みを締めることで簡単に解決できることができますが、本体の切替レバーやサーモスタッドレバー(温度調整)部分からの水漏れや故障は少々厄介です。
部品交換やOリングなどを交換すると直る場合もありますが、レバー内部の構造は複雑になっている上に10年以上経つとメーカーの部品も製造していないことが多いので、分解する前に調べてみる必要があります。
修理が可能な場合でも古い水栓の場合はまた他の部分の故障が起こることもあるので出張費や部品代、修理費を考えるとシャワーバス水栓を新しい商品に交換する方がお得な場合もあります。ご自身でホームセンターなどで購入し交換することも可能だと思いますが商品の選定や作業に不安の方は無理をせず業者に依頼しましょう。
シャワーバス水栓からの水漏れの料金例
パッキン交換 | ¥3,000~(1時間~) |
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シャワーバス水栓の交換 | ¥10,000~(1時間~)(商品代別途) |
パッキン交換などの場合は、同サイズのパッキンをホームセンターなどで購入し、水と湯2か所の止水栓をマイナスドライバーで締めて作業をしていきます。止水栓を開けても漏れなければOKです。切替レバーやサーモスタッドレバーの水漏れ、故障の時は、自分で分解する前にメーカーや業者に修理可能かを問合せする方がいいと思います。
在来工法のお風呂によくあるのですが、水栓の取付している壁や床にタイルの目地などから水漏れすることがあります。
在来工法の配管はブロックや土間の中に配管している事が多く地震や長年の使用により腐食して水漏れする場合があります。
放置しておくと水道代が上がるばかりか周辺の床や土台を腐食させ建物に大きな損傷を与える恐れもあります。このような場合は自己での対処は難しいと思いますので、すぐに業者に依頼しましょう。
お風呂場での水漏れの料金例
お風呂場の水漏れ修理 | ¥50,000~(6時間~) |
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